課題
ビルなどをおもに取り扱う不動産販売・管理会社P社は、以下のような課題を持っていました。
- 自社で管理している物件の場所と詳細情報を保存したい。
- 物件の位置情報は「Google マップ」など他社の地図サービスを利用することも検討したが、詳細情報が書ききれないし、機密情報は別途管理する手間が生じる。
- 物件の写真を撮影して保管したい。
- ITに詳しくない社員が多いので、誰でも扱える簡単なシステムにしたい。
ソリューション
Claris FileMakerで、物件情報管理システムを開発しました。
地図サービスと連動し、物件の位置を中心点として半径nキロメートルの範囲にある他の物件をプロットします。物件は登録・編集時にアイコンを変更でき、どんな種類の物件なのかがひと目で分かるようになります。
おもな機能
- 物件情報登録・編集機能
- 物件詳細情報登録・編集機能
- 位置情報確認・修正機能
効果
- 近隣に競合する自社物件がないかを簡単に確認できるようになりました。
- 他社物件情報も登録することで、自社物件との比較が容易になりました。
- ノートパソコン・タブレット用の画面を開発したので、顧客との商談や内見の時にも説明しやすくなりました。
担当領域
- コンサルテーション
- 開発
こんなところで使えます
- 非公開・独占取扱の賃貸・売買物件を登録することで、他の公開物件と並行して物件情報を管理できます。分類はアイコンの変更で可能です。
- 位置情報を基にした簡易なマーケティング用ツールとして使えます。コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどを登録すれば、商圏の競合状況を把握することができます。