課題
食品加工メーカーA社は、新会社の設立にあたり、以下のような課題を持っていました。
- 流通小売店からの発注情報をオンライン化したい
- 物流センターでの迅速かつ正確にな受注作業を、短期間・低コストで実現したい
- 各営業拠点において最新の売上情報を共有可能にし、営業活動の強化を図りたい
- システムの導入・維持費用を軽減したい
ソリューション
電子発注システム、EOS(Electronic Ordering Systemの略)の導入にあたり、A社は弊社ASPサービス「e-IMPACT」を選択しました。
「e-IMPACT」には、以下の機能が標準装備されています。カスタマイズも可能です。
- EOS受注システム
- 受注・出荷システム
- 販売・売掛システム
- Web市場情報システム
システム概要
- IP-VPN網で弊社システムセンターとサポート拠点、物流センター、各営業所を接続
- ピッキングセンター
- EOS受注システムで、発注データ(Web-EDI)のオンライン受信から物流センターでのピッキング作業に使用する品揃え帳票を自動作成
- サポート拠点、各営業所
- 受注・出荷システム、販売・売掛システムで、売上情報を一元管理
- Web市場情報システムで、売上の速報を照会
- 販売・配送計画システムで、販売計画、配送計画を立案
効果
- 「e-IMPACT」を導入したことで、計画からシステム稼働開始までを約1ヶ月で実現、流通小売店に対する迅速な営業活動を可能にしました。それにより、運用開始3ヶ月後には約30社の流通小売店と取引を開始できました。
- EOSと販売・売掛システムのシームレスな連携により、迅速かつ正確な納品作業が実現できました。
- 最新の売上情報を各営業拠点と共有可能にし、営業活動の強化に役立てることができました。
- ASPサービスによる初期投資の低廉化が実現できました。
お客様の声
当時は会社を設立したばかりで、情報システム構築に投資する資金が十分にありませんでした。1件目の流通小売店との取引開始の時期が迫っており、それには受注システムのオンライン化が不可欠。そのため、初期費用を抑えられる受注システムのASPサービスを探しておりました。
「e-IMPACT」により約1ヶ月でEOSの導入が実現でき、その後の新規取引先獲得の営業活動にも非常に役立ちました。現在約200社とEOSが繋がっていますが、これも「e-IMPACT」による驚異的なスピードでの開発・立ち上げなくしては実現できなかったと思います。
食品加工メーカーA社 システム責任者